子育てに四苦八苦している、世のお父さま・お母さま毎日お疲れ様です。
今回は、子育てでつまづきがちな離乳食のお悩みについて厚生労働省の資料を基に
ランキング形式でご紹介していきます。
「悩んでいるのは私だけではないんだ!」
「みんな同じ気持ちなんだ。」
と感じていただき、明日からまた大切な一人の命をご両親も楽しみながら育めますように!
それでは…Here we go!!
まずは離乳食の基本からご紹介していきます!
もくじ
離乳食の基本
【離乳食開始時期】
一般的には生後5~6か月と言われていますが、結局いつ始めたらいいの?と
悩んでいるパパさん・ママさんいらっしゃるかと思います。
結論から言いますと、お子さんのペースで開始~完了まで進めていくことが大切だと言えます。
目安としては、お子さんがご両親の食べているものに興味を示していたり
首もすわって支えるとお座りができる状態であれば開始してみましょう。
時期はあくまでも目安であり基本的にはお子さんの状態、状況に合わせて進めていくことが大切です。
開始の目安に厚生労働省の調べも参考にされると良いかと思います↓
WHO(世界保健機構)では、6か月までの完全母乳栄養の推奨、
離乳開始後はママと赤ちゃんが望む限り母乳栄養を継続することを推奨しています。
厚生労働省ホームページ
お悩みランキング
5位:食べさせるのが苦痛・面倒(7.5%)
まずは、5位から!
食べさせるのが苦痛・面倒と感じている方が全体の7.5%もいることがわかりました。
実際に、4人の子育てを経験した私も食べさせるのが苦痛・面倒だと感じていたので納得の5位という感じです。
これに対して、親である身として自分の子供にご飯を食べさせるのが苦痛だ、面倒だなんて
親として失格ではないか…と落ち込むこともありましたが他のママさん達も
「思うように食べてくれない」「頑張って作ったのに食べてくれないとやる気がなくなる」と
言っている姿を見て自分だけじゃないんだと安心したのを覚えています。
このコロナ禍、相談したくても中々そういう機会がなかったり家に引きこもりがちで
相談できる場が少なくなってきていると思います。
そこで一言…大丈夫です。親だって人間だもの。
辛い時に弱音を吐きたい、逃げ出したい、そう思うのは自然なことです。
そんなことよりも!食べさせるのが苦痛だ、面倒だと感じていらっしゃる方は罪悪感よりまずは
そんな自分の現状を認めることからはじめ、ご自身がしっかり休息も確保した生活をすることで
少しは余裕を持って”食べさせる”という試練を克服していけるのではないかと思います。
食べさせるのが苦痛・面倒だと感じている方向けに具体的な対策・方法をまとめた記事がこちら↓
パパ・ママに聞いた!離乳食、食べさせるのが苦痛で面倒だ。解決方法ご紹介☆ぜひ、子育てを効率化しご自身の休息の時間に少しでも充てられるよう頑張ってください!
4位:食べるのを嫌がる(13.1%)
せっかく頑張って時間をかけて作ったものを、食事開始から数秒で拒否されてしまっては
落ち込むと同時に気が遠くなってしまうし、自信もなくなってしまうかと思います。
ですが、離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんにとってなにもかもがチャレンジな時期。
「なんだこれ!」と戸惑うことも多々あることでしょう。
それに一喜一憂するのではなくパパやママがどんっと構えて
「はじめてだね~」「ちょっとパサパサだね~」となんでもいいので笑顔で声掛けすることによって
お子さんも安心し、そのうちだんだんと慣れていきます。
離乳食を与えているときに重要なのは、笑顔でいることだと思っています。
お父さんやお母さんが、泣きそうになりながら「もう食べてよ~…」「なんで食べないの~?」と
愚痴をこぼしていたら赤ちゃんにとって食事は悲しいものなんだという認識になってしまい
食べることに対しマイナスなイメージを持たせてしまうかもしれません。
ですが、辛い時は本当に辛いもの。
いつでも余裕を持てるように夫婦で助け合い、時には家族の手や保育士さんの手を借りて
リフレッシュすることはお子さんにとっても大切なことです。
こちらの記事では、「食べるのを嫌がる」ことについての対策・方法を書かせていただいています。↓
離乳食の進め方「食べるのを嫌がる」赤ちゃんの対処法☆是非、子育ての効率化、ご自身の時間の確保のためお役立ていただければと思います。
3位:食べる量が少ない(20.6%)
そして第3位は…食べる量が少ないこと。
「体重が減るんじゃないかな…」「十分に栄養が与えられてないんじゃないの…?」
子を持つ親として上位にランクインする悩みだということは間違いないでしょう。
ですが、ここで無理強いしてしまっては今までの努力も水の泡になりかねません。
「今日は食べたくないのね」「もうおなかいっぱいかな?」「あとで食べてみる?」
と、お子さんに寄り添う形で進めていくことでお子さんの食事パターンがだんだんと
読めてくるのでは?と思います。
4人の子育てをしてきて、本当に一人一人違うのだと認識しました。
なので1人目だろうが2人目だろうが、その子のママとしては初心者なわけです。
迷って当然、不安になって当然です。
お子さんと一緒にその都度成長していけばいいのではないかと思います。
そして、そんなパパ・ママのために
「食べる量が少ない」ことについて対策・方法をまとめましたので
参考にしていただければと思います。
2位:作るのが苦痛・面倒(23.2%)
離乳食作りに苦戦しているパパ・ママが全体の23.2%もいらっしゃいました。
そして私の中ではランキング1位のお悩み。
料理が苦手で、独り身であればその辺の雑草でもいいと考えていた私にとっては
かなり難易度が高いお悩みでした。
ですが、栄養のことや食材、食事というものを子供を授かったときに勉強しはじめ
これは自分も変えていかなければと焦ったことを記憶しています。
そしてそんなパパさん・ママさんも多いのではないでしょうか。
添加物のことや、摂ればいいんでしょと考えていた野菜にも細やかな質があり
質がいいものだからといって同じものを食べて栄養バランスを無視するのは
よくないことなどを知りました。
そういったことを調べているうちに、これは真剣に取り組まねばと
思い始めました。
これは子供への投資、将来幸せになってもらうためにすべき大切なことでもあると思って進めるとなんだか
子供への「愛」というような曖昧な解釈だけでは終わらず
しっかりやらねば…という「本気」に変わりました。
そんな中でも、初めてでは右も左もわからないひよっこ。
そんなときにこんな内容の記事があればなと思いわかりやすくまとめてみましたので
ぜひ、子育ての効率化にお役立ていただければと思います。
1位:食べ物の種類が偏っている(28.5%)
2位でもちらっとお話させていただきましたが、1位は栄養バランスの偏りでした。
ここでいきなりですが皆さん「桶の理論」という説はご存知ですか?
平たく言えば栄養バランスに偏りがあるとたとえビタミンAをたくさん摂っていたとしても
ビタミンB1やビタミンがDが摂れていないがために同じ桶に欠損(足りていない部分)が生まれ
桶から水(栄養)が抜け出てしまい本来の”栄養”という力が発揮されませんよというお話です。
私自身ビタミンCのサプリメントを毎日飲んでいるのに
なんだか効果がイマイチだなぁと思うことが結構ありました。
そこで色々な勉強会に参加したり本を読んだりして
何を口にしなければいけないのか
自分に足りていないものはなんなのか
オーダーメイドで知る必要があることがわかりました。
それは赤ちゃんにも言えることだと思っています。
ですので赤ちゃんはもちろん、赤ちゃんを毎日サポートする
パパやママの健康管理の一環として食生活を見直していただき
子育てにもお仕事にも余裕をもって取り組むことができますよう学んでいただければなと思っております。
そしてそのための方法を忙しいパパ・ママに変わってお調べし
わかりやすくまとめた記事がこちらにございますので、よければ子育ての効率化にお役立ていただければと思います。
まとめ
今回は、厚生労働省の資料を基にパパやママが離乳食でお困り・お悩みのことBEST5についてご紹介していきました。
- 1位は、食べ物の種類が偏っている
- 2位は、作るのが面倒・苦痛
- 3位は、食べる量が少ない
- 4位は、食べるのを嫌がる
- 5位は、食べさせるのが苦痛・面倒
でした。
離乳食に限らず「親として失格かもしれない…」と悩むことが多い子育てですが
このランキングを見ても一目瞭然。
悩んでる内容それぞれきちんと「できない自分」に向き合っている結果だと思います。
しっかりパパ・ママをやろうと考えているからこそ問題に目を向け
一人の命のために改善しようと悩み奮闘するその姿は、誰が何と言おうと
「立派な親」だと言えるでしょう。
ここでご紹介したこと全てに関連するお話ですが、
離乳食に限らずともお子さんと同じくらい大切にしてほしいのは
「ご両親の心と体」です。
しっかり休めるときに休み(リラックス)、発散は定期的に行う(リフレッシュ)
これはすごく大切なことです。
時間や金銭に余裕がない時は
国やその他団体、施設や、身内などあらゆる手段を使ってでも
ご自身の体を休める努力をすると良いかと思います。
その方法についても解説している記事を出させていただいておりますので
是非ともお役立ていただければと思います。